久々にゴミの様な洋画を観た。
ひどいよ本当に。
続編がひどいのは分かるけど、
初っ端からこのひどさだと続編はどのくらいひどいのか想像もできないや。
ひどいや姉さん。
昔ファンタジーが好きだったので、
ダンジョンズ&ドラゴンズとか指輪物語とかクトゥルフの呼び声とかソードワールドとかガープスとか好きだったのに、もう少しマニアックな方向に進むとバトルテック(メック戦闘ルールとか読むのだけがスキ)も好きだったのに。
この映画は悲惨だった。
あんまり期待してなかったけども、
ストレートにそういう分野の趣旨フォロワだからと言うことで「エラゴン」を観たのはやっぱり間違いだった。
何がダメだったかと言うと、
ネタばれするから読まなくてもいいけど、
・主人公の頭が余りに悪い。
・冒頭で村の子供たちが徴兵されているが、徴兵された子供たちがどうなったか最後までわからない。
・どこのだれに何のために徴兵されたのかもわからない。
※国王の兵力は大概召還された魔物系なので、なんで人工が必要か不明。
・冒頭でドラゴンが急成長するシーンがあるが、どう言う経緯でそんなに急成長するのか良くわからない。
・主人公が肉屋の忠告を無視して国王のドラゴンの卵を保有し続けたがために、その肉屋と育ての親を国王のツレに惨殺されたと言う事実に主人公はまったく気が付いていない。
・主人公が突然魔法を使えるようになった経緯が良くわからない。
・ドラゴンで移動すればいいのに、何故か馬で移動するのが良くわからないし、その馬をどこで調達できたのかが良くわからない。
・王女を主人公の夢に出現させて救出に向かわせる罠を仕掛けた魔術師の謀略にまんまとはまった主人公に「相当距離があるしやめとけ」と忠告した主人公のメンターが、ドラゴンで超高速移動したはずの主人公に馬で追いつき、更に身代わりになって死ねる設定。
・ドラゴンが炎を吐くより先に氷を吐けるようになる経緯が良くわからない。
・どこかの王女は何のために出てきたのかが良くわからない。
・反乱軍のアジトに到着すると同時に直前まで国王の追っ手と戦闘してたせいで当然そのアジトの位置がバレ、その晩に国王の総攻撃を受けて、しかも劣勢な反乱軍がサックリ勝てるあたりが非常に瑣末な展開。
・先ほどの王女がなんで王女と言う肩書きなのに最前線で剣を振り回しているのかが分からない。
・国王はドラゴンライダーなのだが、期待の一騎打ちが次回作に持ち越し、と言う展開があまりにコスい。
等と挙げるとキリがない杜撰な洋画なのだが、
向こうの国民性を考えると仕方ないのかもしれないね。
因みに特別収録の「恋するアンカーウーマン」第一話のほうが本編より面白かったという悲壮さ付き。
マスト。
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