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2007年04月27日

グレッグ・イーガン面白いなぁ~。

腐敗集が漂ってた時期に、
中野の本屋で「このR-TYPEな表紙のハヤカワ文庫は何なんだろう」と手に取った「しあわせの理由」が出会い。
この頃不眠気味なのでナイトキャップ代わりにイーガン買い捲って読み漁っていたんだけど、面白いねー!


SF筆卸がウィリアム・ギブスンだったんだけど、

当時15-6だった円蔵には余りに難解で、
数回読み返してやっと絵的に文学的修辞を味わえたかなぁ、
という有様で、
小学生だったころに愛読していたエルリック・サーガに抱いた、
「よくわかんねえけどなんかすげえな」
感が去来したよ。久々に。

ついでにこれは訳者の能力でもあるんだろうけれど、
イーガンの作品は美しいんだよな。
その美しさってのは、
数学者の友人がよく言っていた証明の式に見出すそれのことなんだろうとすごく思う。

円蔵は文型だから彼が帰依していた数学の至上を共有することはできないけど、
こういう形で位相変換して開示されると、
刺さるんだよな。涙が出るほど。

なんで涙腺が緩むのか、
というと、
自然を記述できる数式があったもんで、
変数にいろいろ代入してたらいろいろすげー不自然になっちって、
それはどーしてなの?だってこれ真なんでしょ?
って狼狽する登場人物たちがあんまりにも自然なんで。

絶対面白い。
何から読んでもいいけど、個人的には「しあわせの理由」が一番泣けた。

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